混迷を極めるビジネス社会の人材戦略。採用の現場が何を考えどういった基準で新人を採用しているのか本音を知り尽くした就職情報誌元編集長のアドバイス。

Q.突然OBから連絡が入り「会いたい」と言われ、迷っています

A.採用時期になると人事部の補助業務にあたる社員が選出される。

リクルーターと呼ばれる若手社員である。

突然連絡が入り、就職活動の状況などたずねられ、「会って話しませんか」などと誘われる。

就職活動の相談に乗る風を装っているけれど、本番前に有能な人材を一人でも多く掘り出し、囲い込みをはかろうという魂胆である。

迷わず会うことだ。上手く対応すれば、厳しい一般選考と別枠の有利な選考に組み入れてもらえる。

多忙な業務の合間をぬって動員されるリクルーターである。

彼らから上がってくるレポートはウエイトが高く、母集団形成の核になっているものである。

 特に、金融関連のリクルーターは聞き取りする後輩をたくさん抱えている。

電話で一言二言話を聞いて、自社への関心を感じ取り面談へともっていく。

脈ありと判断すれば、次々とリクルーターに会わされ、気づいていたら最終の人事面談にまで進んでいたということもある。

迷っている場合ではない。曖昧な対応は関心無しの烙印を押され、本番の選考にお呼びがかからない。

本当は志望度が高かったのにと悔やんでも後の祭りである。

 探りの連絡が入った瞬間に、テンションを上げ「待ってました」と迎え入れるべきだ。

さほど興味がない企業からの電話でも、取り敢えずは関心を示し会うべきである。
切り捨てることはいつでもできるが、切られてからの再チャレンジは不可能に近い。




元就職情報誌編集長。「人事担当者の心に届く自己表現」とは何かを指導。就職実践塾天ぷらの会を主宰。

黒住皓彦の著書
就職活動応援本【就活は自分を売り込む商談だ】
ダイヤモンド社
書店・大学生協にてご注文ください。
または大学図書館・市町村の図書館等でお借りください。



人事・採用ご担当の方へ

面接会場・会社説明会等でご利用するための会場探しにお役立てください。

資料請求⇒貸し会議室・セミナー会場【東京都内】